MacでOutlookをメールで利用している場合、添付ファイルが処理される方法は2種類あります。開くまでサーバーに保存される方法 (IMAPサーバー) と、メッセージと一緒にダウンロードされる方法 (POP3サーバー) のいずれかです。 どちらにせよ、添付ファイルはMacやメールサーバーの容量を取るものなので、削除することが推奨されます。 このまま読み進めて、Outlookで添付ファイルを削除する方法をご覧ください。

Outlookの添付ファイルを手作業や自動的に削除する方法
Outlookで添付ファイルを削除するには、自力で行う時間の掛かる方法と、より高速な自動的な方法の2つの方法があります。 その方法を両方とも説明していきます。
自動的に添付ファイルを削除
後で分かるように、添付ファイルを自力で削除するのは面倒な作業です。 しかし幸いなことに、もっと簡単な方法があります。Macのクリーナーアプリを使うことです。
オススメは、
CleanMyMacです。 これは数クリックだけでメールの添付ファイルを削除する「クリーンアップ」機能を搭載しています。 メールアプリを使っている場合は、その拡張機能もCleanMyMacで削除できます。
メールの添付ファイルを簡単に除去する方法は次のとおりです:
- CleanMyMacを開きます — こちらから無料トライアルを入手。
- 「クリーンアップ」の機能をクリックして、スキャンを実行します。
- 「すべての不要データを確認」>「メールの添付ファイル」をクリックします。
- 不要なものを選択して、「クリーンアップ」をクリックします。 または、「メールの添付ファイル」のパネルから「クリーンアップ」をクリックして、CleanMyMacによって選択された添付ファイルを削除することもできます。
サードパーティ製のアプリを好まない場合であっても、Outlookの添付ファイルを削除することができます。 このまま読み進めてその方法をご覧ください。
自力で添付ファイルを削除
Outlookの外部から添付ファイルを見つけるのは難しいので、最も簡単な方法はアプリケーション内から添付ファイルを削除することです。 しかしながら、特に新しいバージョンのOutlookでこれを行うには、かなりの時間が掛かります。 こちらがその手順です:
- Outlookを開きます。
- 受信トレイをクリックします。
- メニューバーから「表示」>「フィルタ」>「添付ファイルあり」をクリックします。これで、受信トレイには添付ファイルのあるメッセージのみが表示されます。
- 最初のメッセージをクリックし、次に添付ファイルの横の矢印をクリックします。
- 「削除」を選んで、ダイアログボックスが開いたら「削除」を押して確定します。

これで添付ファイルが削除されます。 あとは、受信トレイの残りのメッセージを1つずつ確認して、ステップ4と5を繰り返して添付ファイルを削除することができます。 受信トレイのメッセージから添付ファイルの削除が終わったら、他のフォルダにあるメッセージでも同じ手順を繰り返し行います。
より複雑で少しだけ速い方法
Finderから添付ファイルを見つけて、すべて一度に削除した方がずっと早いと思ったのであれば、その通りです。 ただし、この方法はダウンロード済みの添付ファイルにしか使えません。 IMAPを使っている場合は、一度開いた添付ファイルが対象になります。 POP3を使っている場合は、すべての添付ファイルが対象です。
Finderでそれらを見つけることの問題点は、Outlookのバージョンによって保存場所が異なるので、すぐに混乱してしまうことです。 とはいえ、添付ファイルが保存されている「Outlookの一時フォルダ (Outlook Temp)」の場所を特定する方法はいくつかあります。
Outlookの添付ファイルを削除する方法は次のとおりです:
- Finderから「移動」メニューをクリックして>「ライブラリ」>「Caches」を選択します (「ライブラリ」を表示するには、Optionキーを押す必要があります)。
- 次に、TemporaryItemsフォルダとOutlook Tempを検索します。 クリックすると添付ファイルの検索が始まります。
Outlookの古いバージョンでOutlookの添付ファイルを削除する方法
Outlook 2016以前までのバージョンにおいては、添付ファイルはユーザーのライブラリフォルダに保存されていました。 それらの削除方法はこちらです:
- Finderから「移動」メニューを選択します。
- 「フォルダへ移動」を選択します。
- 次を入力します:~/Library/Caches/TemporaryItems/Outlook Temp
- これで、添付ファイルが保存されているフォルダに直接移動できます。 それらをゴミ箱に入れて空にします。

Macやメールアカウントに十分な空き容量がある場合は、添付ファイルを削除する必要はないかもしれません。 ただし、すべての一時ファイルと同様、たまに削除を行うことが推奨されます。 上記で説明した方法を使って、該当するフォルダを特定し、それらを完全に削除しましょう。 Macを常にキレイで健全な状態に!