Appleの「メッセージ」アプリは、iPhoneの発売当初から搭載されており、Macでも10年以上前から利用されています。 Mac版では、iCloud経由のメッセージや、iPhoneを使ったSMSメッセージの送受信ができるのでとても便利です。 通常は問題なく動作しますが、うまくいかない場合は、キャッシュファイルを削除することで改善することがあります。 この記事では、MacでiMessageのキャッシュを削除する方法をご紹介します。
iMessageとは
iMessageでは、iCloudを使ってApple製デバイス同士でメッセージを送受信したり、Apple以外のスマートフォンにSMSメッセージを送ったりできます。 また、以前はMacからインスタントメッセージを送るためのアプリの名称でもありました。 そのアプリは現在「メッセージ」と呼ばれていますが、iMessageという名称はネットワーク名として引き続き使われています。
iMessageのキャッシュとは
キャッシュとは、アプリが頻繁に使用するファイルの集まりで、通常はリモートサーバーに保存されます。 アプリの動作を高速化するために、これらのファイルはダウンロードされ、Macに保存されます。 メッセージアプリの場合、キャッシュにはMacに保存されているメッセージの添付ファイルも含まれることがあります。
iMessageキャッシュをクリアする目的
iMessageのキャッシュを消去する目的はいくつかあります:
- 起動ディスクの空き容量を解放:チャットの添付ファイル、特にビデオや画像は、ディスク上で多くの容量を取ることがあります。
- アプリのバグを解消:キャッシュが肥大化すると、アプリの動作に問題が生じ、動きが遅くなったり、クラッシュするリスクがあります。 これはWebブラウザで特に起こりやすい問題ですが、他のアプリにも影響する可能性があります。
iMessageキャッシュの削除はリスクがありますか?
ありません。 キャッシュをクリアした際に削除したデータは、次回必要になった際にAppleのサーバーから再ダウンロードできます。 これは自動的に行われるので、ダウンロードに数秒かかること以外に、何も気づくことはないはずです。
MacでiMessageキャッシュを削除する方法
iMessageのキャッシュを削除する方法は2つあります。 まずは迅速な手段として、Macのクリーナーアプリを使う方法を説明します。 その後、キャッシュファイルを手動で削除する方法も紹介します。 それではご覧ください!
キャッシュを素早く削除する方法
キャッシュファイル (iMessageのキャッシュを含む) を最も簡単かつ迅速に削除する方法は、専用のアプリを使うことです。 オススメは、 CleanMyMac です。
このアプリには、便利な機能が2つあります。それは、「クリーンアップ」と「アプリケーション」機能です。 どちらを利用してもキャッシュを削除することができます。 こちらがその手順です:
- CleanMyMacを開きます。(こちらから無料トライアルを入手)
- 「クリーンアップ」>「スキャン」>「すべての不要ファイルを確認」の順にクリックします。
- 「システムジャンク」のタブから「メッセージ」を選択し、「クリーンアップ」をクリックします。
または、「アプリケーション」機能からスキャンを実行することもできます。 次に、「アプリケーションを管理」をクリックし、「メッセージ」の横の矢印 (>) をクリックします。 「ユーザーデータ」を選択し、「削除」をクリックします。
CleanMyMacでは、正しくアンインストールされなかったアプリの関連データを削除できるほか、アプリのアンインストールや、Mac上のすべてのアプリの一括アップデートも実行できます。
iMessageのキャッシュを手動で削除する方法
キャッシュファイルは、Macの「ライブラリ」フォルダやユーザの「ライブラリ」フォルダの奥深くに保存されています。 多くのアプリは、キャッシュファイルを ~/Library/Caches に保存しています。 ただし、「メッセージ」アプリは異なります。 iMessageのキャッシュを見つけて削除する方法はこちらです:
- DockのFinderアイコンをクリックし、「移動」>「フォルダへ移動」を選択します。
- 次のパスをテキストボックスに貼り付けます:
~/Library/Messages - 「Cache」フォルダを探してクリックし、その中の内容をゴミ箱にドラッグ (フォルダ自体は削除しない) します。 「StickerCache」など、名前に「Cache」が含まれる他のフォルダについても同じ手順を行います。
- ゴミ箱を空にします。
- 添付ファイルを削除するには、
~/Library/Messagesに移動して「Attachments」フォルダを探します。 そして、フォルダ自体は削除せず、中の内容だけをゴミ箱に入れます。
個別の添付ファイルを簡単に削除する方法
Macに保存されているすべての添付ファイルを削除したくない場合 (iCloudには残るので注意)、例えば、最もサイズの大きいものだけを選択して削除することができます。 こちらがその方法です:
- 「システム設定」>「一般」>「ストレージ」に進みます。
- 「メッセージ」の横の「i」をクリックすると、Macに保存されているすべての添付ファイルの一覧と、それぞれのファイルサイズが表示されます。
ここでは、次の操作ができます:
- 添付ファイルをファイルサイズ順に並べ替えるには、「サイズ」をクリックし、矢印が下向きになっていることを確認します。これで、ファイルサイズの大きい添付ファイルが一番上に表示されます。
- 画像やビデオをプレビューするには、項目を選択してスペースキーを押します。
- 添付ファイルを削除するには、項目を選択して「削除」をクリックします。
iPhoneでiMessageキャッシュを削除する方法
iPhoneでは、Macのようにキャッシュファイルを直接削除することはできません。 そこで、「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」>「メッセージ」に進みます。 次に「編集」を選択し、削除したい添付ファイルを選んで、ゴミ箱のアイコンをタップします。 これで添付ファイルを削除できます。
また、「設定」>「アプリ」>「メッセージ」から、一定期間が経過したメッセージを自動的に削除するよう設定することもできます。 これは、添付ファイルもまとめて削除します。
Macの起動ディスクの空き容量が少なくなってきた場合、添付ファイルを含めたiMessageのキャッシュをクリアする方法があります。 キャッシュデータを削除することで、「メッセージ」アプリのパフォーマンスが改善することもあります。 上記の手順に従って、Macで再び「メッセージ」が正常に動作するようにしましょう。