サポートツールとは、弊社のサポートエンジニアがユーザーの問題に対してより効率的に対処する目的で、MacPawが開発した安全な診断アプリです。 このアプリは、CleanMyMacと同時にインストールされるものではなく、CleanMyMacと同時に実行もされません。 CleanMyMacに何か問題が発生した場合にのみ、サポートツールを個別にダウンロードして実行する必要があるケースがあります。 問題が解決したら、サポートツールは安全に削除する事ができます。
サポートツールを実行すると、ご利用のコンピューター上の基本的な技術情報が収集されて、詳しい問題レポートが作成されます。 このレポートを使用する事で、弊社のサポートエンジニアはCleanMyMacに関する問題の原因を迅速に特定し、適切な解決策を見つけることができます。
この記事の内容:
サポートツールの安全性
サポートツールは、Macにとって確実に安全なものです。 これはMacPawコード署名証明書で署名され、Appleから公証を受けているアプリです。 従って、サポートツールには何も怪しいものが含まれていない事が分かります。 このアプリは、コンピューター上の情報を変更したり、コンピューターにインストールされているソフトウェアに影響を与える事はありません。
また、弊社はCleanMyMacと同じデータ保護ポリシーを遵守して、データを安全に保ちます。 お客様のデータの取り扱い方法の詳細は、お客様の個人情報保護についてとプライバシーポリシーをご覧ください。
サポートツールが収集する情報とその理由
サポートツールによって生成される問題レポートには、以下のファイルやフォルダが通常含まれています:
- System and MacPaw app logs: これは、コンピューターのログや、全てのMacPawアプリを含む一連のフォルダです。 ログは、システムやアプリ内の特定のイベントの履歴データです。 それらは、ホームフォルダのLibrary/Logsの中にあります。 サポートエンジニアは、CleanMyMacとシステムログを調べる事で、アプリ内で特定の問題が発生したタイミングとその原因を特定する事ができます。
- CodesignInfo: このフォルダには、CleanMyMacの署名情報が含まれています。 サポートエンジニアは、アプリの全ての部分が正しく署名されている事を確認する目的で、これらの情報が必要になる場合があります。
- DiagnosticReports: このフォルダにはクラッシュレポートが含まれています。 ご利用のコンピューターでCleanMyMacが意図せずに終了した場合には、サポートエンジニアはこれらのレポートを使用して問題の原因を特定する事ができます。
- Group Containers: このフォルダには、CleanMyMacがそのコンポーネントであるCleanMyMacメニューや、ヘルスモニターを共有する情報のファイルが含まれています。
- MacPawProducts: このTXTファイルには、MacにインストールされているMacPawアプリのリストと、バージョン番号やアクティベーションの詳細などの基本情報が含まれています。
- Preferences: このフォルダには、コンピューター上のMacPawアプリの設定に関する情報のファイルが含まれています。 サポートエンジニアは、これらのファイルを精査する事で、CleanMyMacの問題が特定のアプリの設定に関連するかを判断できます。
- Sandboxed Preferences: このフォルダには、SetappやApp Storeなど、MacPawストア以外のオンラインマーケットプレイスで購入したMacPawアプリの設定に関する情報のファイルが含まれています。
- SystemInfo: このTXTファイルには、ハードウェアの詳細や、macOSのバージョン、そしてインストールされている全てのアプリのリスト等、ご利用のMacに関する基本情報が含まれています。 これは、コンピューター上の他のソフトウェアがCleanMyMacと競合して、機能に問題を引き起こす可能性があるかを判断するのに役立つので、サポートエンジニアにとって重要な情報です。
問題レポートは、上記のファイルやフォルダに限られている訳ではありません。 MacPawのエンジニアは、新しいmacOSバージョンをサポートするために、アプリのアップデートを常に行っています。 また、ユーザーから頻繁にカスタマーサポートに問い合わせがあるような一般的な問題に関する特定の情報を収集する目的で、カスタムフォルダが追加される事もあります。
問題レポートの内容についてご質問がありましたら、弊社のサポートチームにまでお問い合わせください。
サポートツールを利用するべき時
CleanMyMac Xの問題を報告した後に、サポートチームがサポートツールを共有する場合があります。ただし、解決の時間とプロセスを早めたいのであれば、お問い合わせの前にアプリをダウンロードして実行する事もできます。 その後、生成された問題レポートをヘルプ申請に添付する事で、問題解決に必要な全てのデータにサポートエンジニアがアクセスできるようにします。
以下は、弊社のサポートエンジニアがサポートツールの使用を依頼する可能性のある最も一般的なケースの例です:
- CleanMyMacが意図せずに終了する。
- CleanMyMacによって意図せぬファイルが削除される。
- CleanMyMacで、削除エラーやアクティベーションエラー等、様々なエラーが起こる。
- 管理者パスワードの入力後も、ヘルパーツールのインストールを求めるポップアップウィンドウが開き続ける。
- CleanMyMacが反応しなくなる。
サポートツールを使って問題レポートを作成
- サポートツールをダウンロードします。
- ダウンロードフォルダからサポートツールのZIPアーカイブを見つけ、それをダブルクリックしてアプリを抽出します。
- アプリを開いて「レポートをデスクトップに保存」をクリックします。
この時点で、管理者パスワード (Macへのログイン時のパスワード) の入力を求められる場合があります。 - サポートツールによる問題レポートの生成が完了したら (数分かかる場合があります)、デスクトップからレポートのZIPファイルを見つけ、リクエストフォームを介してサポートチームに送信します。
サポートチームと共有する前にレポートを確認するには、レポートのZIPアーカイブを解凍して、その中のフォルダの内容をチェックします。 サポートツールは、レポートのZIPアーカイブに含まれる情報以外のデータをMacから収集しませんので、その点をご理解ください。
注意:CleanMyMac Xが反応しなくなった場合に、サポートエンジニアは問題解決の目的で、問題レポート以外にも更に多くのデータを必要とする可能性があります。 この詳細については、CleanMyMac Xが反応しなくなった時にサポートチーム向けのテクニカルデータを収集をご覧ください。