お使いのMacからMySQLを完全に削除する方法

お使いのMacでMySQL をアンインストールまたは再インストールをする場合、ゴミ箱にアプリを移動するだけでは不十分です。 MySQL を完全に削除するには、データベースや設定などの関連ファイルをすべて削除する必要があります。 本日はその方法と、MacからMySQLを完全にアンインストールする方法を紹介します。

MySQL とは？

MySQL は、構造化クエリ言語（SQL）に基づいた、リレーショナルデータベース管理システム（RDBMS）です。 マルチモデルデータベース管理システムを提供するオラクル社によって配布され、クライアントサーバモジュールを備えたこのオープンソースソフトウェアは、現在もなお多くの企業で使用されています。

Google、Facebook、Twitter、YouTube、Yahoo! などのテック大企業がデータを保管する目的でMySQL を使用しています。 また当初の使用は限定的でしたが、現在ではmacOS、Windows、LinusとUbuntuでも使用が可能です。 MySQLはデータベースであるため、多くのデータを格納することができ、Mac 上でも存在感を放つシステムとなっています。 ですが、MySQL が不要でもう削除したいという方のために方法を紹介します。

Mac から MySQL を手作業で削除する方法

コンピュータから MySQL を削除するには、いくつかの方法があります。 まずは手作業で行う方法を見てみましょう。 まず、システム設定からMySQLをクリックします。 アンインストールをクリックしてサービスを削除します。

アプリをゴミ箱に移動できたので、次はデータベースを含む関連ファイルをすべて削除しましょう。 これらのファイルを削除するには、ターミナルを使用する必要があります。 以下の手順に従いましょう：

1. アプリケーションフォルダからターミナルを開きます。
2. 次のコマンドでデータをバックアップします： mysqldump
3. ps aux | grep mysql というコマンドでMySQLのプロセスをチェックします。 もし見つかったら、停止して終了しましょう。
4. 次のコマンドを入力しましょう： sudo rm /usr/local/mysql. するとパスワードが要求されるので、入力しましょう。
5. その次に、以下のコマンドを実行していきましょう： 
   sudo rm -rf /usr/local/mysql
   sudo rm -rf /usr/local/var/mysql
   sudo rm -rf /Library/StartupItems/MySQLCOM
   sudo rm -rf /Library/PreferencePanes/My*
   sudo rm -rf /Library/Receipts/mysql*
   sudo rm -rf /private/var/db/receipts/*mysql*
6. また MYSQLCOM=-YES- から /etc/hostconfigというラインを削除しましょう。

これで、システム設定をチェックしてもMySQLは見つからなくなったと思います。 ターミナルからMySQLを削除するのは面倒な作業に思えるかもしれません。

幸運なことに、MySQLをアンインストールするのにもっと簡単な方法があります。 専用のツールを使用することで、MySQL とそのファイルを素早く検出して削除することができます。

サードバーティ製のアンインストーらを使用してお使いのMacからMySQLをアンインストールする方法

CleanMyMac X は、Mac にあるすべてのファイルを表示する Mac 用のユーティリティツールです。 システム設定と競合しない作りになっており、Apple が公式に認証しているアプリです。 ここでは、CleanMyMac X を使用して MySQL をアンインストールする方法を説明します：

1. CleanMyMac Xをダウンロードしましょう - 無料体験版はこちらから可能です。
2. CleanMyMac Xを開き、左側のバーにあるの機能拡張機能をクリックします。
3. 環境設定パネルを開き、MySQLの項目にあるチェックマークを選択します。
4. 削除ボタンをクリックします。
5. 削除が完了したら、アンインストーラ機能内の「アプリ削除後の不要ファイル」タブに移動します。 関連ファイルを選択して削除していきます。

これだけで完了します！ これまでの作業でMySQLの関連ファイルは一切なくなりました。

２つの方法を比べると、手作業でターミナルを使用してMySQLを削除するのは、長くて厄介なプロセスです。 しかし、CleanMyMac X の機能を使えばもっと簡単にできます。

この記事が皆さんの役に立ったら幸いです！