Macユーザーにとって、ストレージは永遠の課題です。 AppleのSSDオプションは128GBからあり、その容量のSSDを搭載したMacを購入した人なら分かるはずですが、ほとんどの場合にそれでは足りません。 256GBのオプションを利用しているユーザーにおいても、ストレージの制限に悩まされることがよくあります。 このような状況に当てはまるようであれば、Macにストレージの容量を追加する方法が気になるはずです。 ここでは、すべての選択肢について説明していきます。

ストレージを追加する目的

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当然の目的は、ご利用のMacに十分な容量がないということです。 たとえば、写真ライブラリに多くの写真がある場合、その容量は簡単に数十GB以上になってしまいます。 そして、128GBや256GBのモデルにおいては、Macで動画や写真を編集していると、すぐにストレージ容量の上限に達してしまいます。 多くのユーザーが、初めてストレージ不足に気付くタイミングは、macOSのアップデートを行おうとする際に、アップデートをインストールするのに十分な容量がない旨を示すメッセージが表示されたときです。

お役立ち情報

Macにストレージを追加するだけでなく、既存のストレージの空き容量を解放することが推奨されます。 それを行う方法の1つは、最も多くの容量を占有しているファイルや、長期間開いていないファイルを特定することです。 しかしながら、これを手作業で行うのは簡単ではありません。 そんな時に、CleanMyMac Xの「大容量&古いファイル」機能を使うと、それを簡単に行うことができます。 これはMacをスキャンして、Mac上で最も大きくて最も古いファイルを表示します。 そして、それらを別の場所にコピーして移動したり、削除することが可能です。 こちらからCleanMyMac Xを無料でダウンロードできます。



Macのストレージ容量を増やす選択肢

では、Macのストレージを増やす方法は? タワー型のドライブベイを利用したり、既存のハードドライブをより大きなハードドライブに交換することによって、Macに内部ストレージを追加することが現実的な選択肢だった時代がありました。 SSDを搭載した初期のMacBook Proにおいても、正規のサービスセンターのサポートを受ける事によって、当時は内蔵SSDのアップグレードが可能でした。 しかし近年では、これは不可能ではないにしても、費用と時間の面で非現実的な選択肢になってきています。

一部のユーザーは、クラウドストレージをスペースを追加する手段の1つとして考えています。 ただし、iCloud Drive、Dropbox、Google Driveはすべて、コンテンツをMac上でローカルにミラーリングするので、そこにファイルを保存してもMacから移動する訳ではありません。 また、他のオンラインストレージのオプションを使って、さらに多くのスペースを追加することもできます。 ただし、これは定期的にアクセスする必要があるファイルよりも、ファイルのバックアップやアーカイブに適しています。

その代わりに、ストレージを追加する上で、最も便利でコストパフォーマンスの良い方法は、外付けのハードドライブやSSDをMacやローカルネットワークに直接接続することです。

外付けハードディスクやSSD

iMac、Mac Studio、Mac miniなどのデスクトップのMacをご利用であれば、簡単に外部ディスクを追加することができます。 また、それを机の上で常に接続した状態にできるので、大容量の3.5インチディスクや、2.5インチのポータブルディスクの選択が可能です。 ハードディスクではより多くのスペースが得られる一方で、SSDはより高速で信頼性の高いものです。

MacBook ProやMacBook Airをご利用であれば、ノートパソコンを入れられるバッグを使うことで、どこでもMacBookを利用できるようになるので、ポータブルディスクの方がはるかに合理的です。 そしてポータブルディスクは、Mac自体から電力を供給されるので、コンセントも不要です。

ネットワークディスク

ネットワーク接続ストレージデバイス (NAS) も、MacBookのストレージをアップグレードする上では優れた選択肢です。 これをルーターに繋いで常に実行された状態にすると、Macからワイヤレスでアクセスが可能です。 ネットワーク上の他のデバイスとファイルを共有したい場合においても、これは良い選択肢です。 また、外出先からでもファイルにアクセスすることができます。 この欠点としては、NASとの間でデータをコピーする際に、Macに直接接続したディスクを利用する場合よりも時間が掛かるという点です。

お役立ち情報

不要データを削除

長年にわたってMacを利用していると、数GBもの不要ファイルが蓄積することを知っていますか? これらには、削除されるべきなのに削除されなかったキャッシュであったり、もうMacに存在しないアプリに関連するファイル等の一時ファイルが含まれます。 これらのファイルを削除すると、Macに多くの空き容量を増やすことができるものの、このようなファイルを見つけ出すのは簡単ではなく、多くの時間が掛かってしまうものです。 ただし、簡単な方法があります。 CleanMyMac Xの「システムジャンク」機能は、Macをスキャンしてこれらのファイルをすべて検出します。 そして、検出されたものを確認して削除対象を選択するか、ワンクリックですべてを削除できます。 こちらからCleanMyMac Xの無料ダウンロードが可能です。


USBスティック

Macでストレージを追加購入する方法に興味があれば、USBスティックへの投資を検討するべきです。 USBスティックは、主にコンピューター間でファイルを移動したり、データを持ち運んだりする目的で利用されますが、近年では手頃な価格のUSBスティックにMacの基本ストレージと同程度の容量のストレージが搭載されています。 これは、ストレージを追加する上で現実的な解決策になります。 デスクトップのMacにおいては、常時接続したままにしておくことが可能です。また、MacBookをご利用であれば、それをノートパソコン向けのバッグに入れておくこともできます。 これは、SSDと同じくらい高速で、電力もあまり消費しません。

特に128GBや256GBの容量のMacを利用している場合に、ストレージ容量が不足することはよくあることです。 この問題には、ファイルを削除して起動ディスク上の空き容量を増やす方法と、ストレージを追加する方法の2つの対処法があります。 後者には多くの選択肢がありますが、多くの場合はデスクトップかポータブルのハードドライブをMacに接続することを意味します。 上記の選択肢から、ご自身に最適なものをお選びください。