MacBookのモデルとその用途次第ですが、平均のバッテリー持続時間は10〜18時間程度です。 ただし、実際にはそこまで長く持続しないケースがほとんどなので「Macのバッテリーがすぐに切れるのはなぜ?」と疑問に感じるかもしれません。 この記事では、MacBookのバッテリーが急速に減る原因と、Macのバッテリー問題を解消するためにできることをまとめました。 それではご覧ください!🤓
Macのバッテリー消費が早い原因はなんでしょうか?
Macのバッテリーが早く消耗するのは以下の原因が考えられます:
- バックグラウンドで実行しているアプリケーションが多すぎる、または一度に実行するタスクが多すぎる。
- バッテリーへの負荷が高すぎる設定になっている(例えば、Bluetoothを使わないのにオンにしていたり、輝度を高くしているなど)
- Macがマルウェアに感染している
- バッテリーの劣化が激しくなっている
- Macを極端な環境(暑すぎたり寒すぎたり)で保管している
- ブラウザの過剰利用 (ブラウザによってはバッテリーへの負荷が大きく、特にタブをたくさん開いていると消耗が増えます)
バッテリーの状態をチェックする方法
MacBookのバッテリー問題を直す手段の内容に入る前に、まずバッテリーの状態をチェックしてみましょう。 確認すべきなのは、充放電回数と全体的なバッテリーの状態です。
バッテリーサイクルとは、MacBookのバッテリーが行うことのできる充放電の回数のことです。 これはある程度決まった数です。 単なる残量表示よりも、サイクル数のほうがバッテリーの状態を把握するうえで参考になります。
以下の手順に従ってみましょう:
- Appleメニューから「このMacについて」>「詳細情報」>「システムレポート」をクリックします。
- 下にスクロールして「電源」の仕様を確認します。
別の手段として、「システム設定」>「バッテリー」で「バッテリーの状態」を確認することもできます。 「i」をクリックすると詳細を見ることができますが、ここではサイクル数は表示されません。 また、メニューバーのバッテリーアイコンからもバッテリー設定にアクセスできます。
ここでは「バッテリー残量」のグラフも確認でき、どのように消耗しているかが分かります。 スリープ中に減っているかの確認もできます。
それでは、対処を始めましょう!
Macのバッテリーの消耗を抑えるにはどうしたらいいですか?
ここからは、スリープ中のバッテリーの消耗を止める方法と、バッテリーの状態を改善するための解決策を紹介します。
1. USBデバイスを外す
Macから電力を供給するUSB機器は、スリープ状態でもMacの電力を使い続けている場合があります。 例えば、マウスや外付けキーボード用のUSBトランシーバーがデバイスに接続されたままMacBookに接続されていると、バッテリーを消耗していることが多くあります。 これを止めるには、そのデバイスを抜いてしまいましょう。
外付けドライブ、Webカメラ、ゲームコントローラ、マイク、MIDI機器、さらにMacからiPhoneを充電している場合も同様です。
2. 不要なバックグラウンドプロセスがないか、Macをチェックする
MacBookがスリープ状態でバッテリーを消耗する原因のひとつに、バックグラウンドで多くのプロセスが実行されている可能性が考えられます。 これらのプロセスは、多くの場合、ログインアイテムによって開始されます。 ログイン項目は、ログイン時に自動的に開かれるアプリケーションです。 これらのプロっセスは時に、CPUリソースを大量に消費し、Macのエネルギー消費につながります。
ログイン項目をオフにするのは簡単です:
- システム環境設定を開きます。
- 「ログイン項目と機能拡張」に進みます。
- 削除したいログインアイテムを選択し、下の「-」マークを押します。
これで完了です。
3. Macでウイルススキャン
トロイの木馬、アドウェア、マルウェア等のウイルスは、バッテリーの寿命を縮めます。 悪意のあるエージェントは、ソフトウェアの一部をバックグラウンドで実行することが多いので、Macにセキュリティ上の脅威がないかをチェックするべきです。
そんな時に、CleanMyMac のようなアプリを使うと、Macのウイルスの存在を簡単にスキャンできます。 このアプリは様々な種類のウイルスを識別し、それらをすぐに削除することができます。
- CleanMyMacを無料でダウンロードします。 アプリをインストールして開きます。
- サイドバーから「セキュリティ保護」を選択します。
- 「スキャン」をクリックします。
- 問題がなければ、CleanMyMacは何も検出することはなく、ご利用のMacにウイルスが存在しない事を報告してくれます。 何か検出された場合には、画面上の指示に従って、見つかったウイルスの削除を行いましょう。
ウイルスを自力で探し出すのは面倒であり、長い作業行程になる可能性があります。CleanMyMacはMacのシステムの徹底的なスキャンを行い、予期せぬ場所に潜んでいる可能性のある脅威を特定します。 自力で手作業でのスキャンを行いたくないようであれば、CleanMyMacで自動的なウイルススキャンを実行するように設定できます:
- メニューバーからCleanMyMacをクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 「セキュリティ保護」タブを選択します。
- 「ウイルスモニターを有効化」と「バックグラウンドで脅威を検出します」にチェックを入れます。
4. Power Napをオフにする
Power NapはmacOSの機能で、MacBookが新しいEメールだけでなく、Calendarやその他のiCloudのアップデートもチェックし続けることができる機能です。 しかし、この機能をオンにすると、iCloudにMacが接続しなければならず、バッテリーを消費してしまいます。 そのため、Macがスリープしている間のバッテリーの消耗を減らしたり、なくしたりしたい場合は、Power Napをオフにする必要があります。
- Appleメニューをクリックし、「システム環境設定」を選択します。
- バッテリーを選択する。
- 左側のメニューで「バッテリー」を選択します。
- 「バッテリー電源使用時にPower Napをオンにする」からチェックを外しましょう。
注意:すべてのMacがこのモードをサポートしているわけではないので、システム設定に表示されない場合があります。
5. スリープ中に動作しているプロセスを見つける
問題が解決しない場合は、Mac がスリープモードに入るのを妨げているアプリやプロセスを特定するのがよい方法です。 そうすることで、その処理をスリープ状態に入る前に終了させておくことで、スリープ状態でバッテリーを多く消耗してしまうことを防ぐことができます。
これらのアプリやプロセスを探し出すには、次のようにします:
- アプリケーション>ユーティリティから、アクティビティモニタを開きます。
- 「エネルギー」タブを選択し、列の一番上をクリックして、どのアプリとプロセスが最も高いエネルギー影響を持つかを確認します。
- 消費量の多いものを選び、xボタンをクリックして終了させます。
- 次に、「非スリープ」の項目が「はい」になっているプロセスを探し、それらも終了します。
全てのプロセスを修了できるわけではないことに注意してください。 ただし、アプリは安全に終了させることができます。 いくつかのプロセスを終了させたい場合は、その操作が安全かどうかまずはオンラインで調べてみましょう。
6. Macがスリープしている間、通知を無効にする
Macがスリープしている間、通知をオフにする設定はありませんが、画面がスリープしている間、通知を無効化する設定はあります。 Mac がスリープ状態の時は、当然ながら画面もスリープしています。
- システム環境設定で「通知と集中モード」を選びます。
- ウィンドウの下部に、「通知を許可する」という項目があります。「ディスプレイがスリープしているとき」と 「画面がロックされているとき」の隣にあるボックスのチェックを外しましょう。
7. システム管理コントローラ(SMC) のリセット
色々試してもできない場合は、MacのSMCをリセットしてみてください。 SMC は、バッテリーの動作など、さまざまなハードウェアプロセスを管理しています。 これは最終手段のようなものですが、Macに害を及ぼすことはありませんし、簡単な方法では解決できない問題の解決策としてAppleが推奨しています。
バッテリーの取り外しができないMacBookのSMCをリセットする方法
- MacBookの電源を切ります。
- シャットダウンしたら、Shift+Control+Option(Alt)キーを押します。
- これらのキーを押しながら、電源ボタンを押します(Touch Bar搭載のMacBookでは、Touch IDボタンが電源ボタンになっています)。
- キーと電源ボタンを10秒間押し続けてから、キーを離します。
- 電源ボタンをもう一度押すと、Macが起動します。
バッテリーの取り外しができないMacBookのSMCをリセットする方法
- お使いのMacの電源を切ります。
- バッテリーを取り外します。
- 電源ボタン(Touch IDボタン)を5秒間長押しします。
- バッテリーを戻します。
- 電源ボタンを押して、Macを起動します。
Appleシリコンを搭載したMacの場合、Macを再起動するだけです。
8. スクリーンの明るさを軽減
明るい電球ほど電力を消費するのと同じ理屈で、画面のバックライトも明るいほど電力を消費します。 「システム設定」から「ディスプレイ」の設定を開いて調整してみましょう。 「輝度を自動調節」もオフにします。
また、キーボードのF1とF2を使えば、「システム設定」を開かなくても明るさを調整できます。
9. バッテリーを交換
時には、これまで紹介した方法を適用しても大きな変化をもたらさないこともあります。 それは、バッテリーが古すぎる場合です。 平均的なMacのバッテリーの寿命は約1,000サイクルと言われており、それを超えると交換が必要になります。 通常であれば「バッテリー設定」や「システムレポート」に「修理サービス推奨」という表示が出ます。 また、バッテリー自体が損傷していて、対策をしても効果がないケースもあります。
いずれにせよ、バッテリーを交換するのが一番です。 古いMacBook (2008年頃に発売されたモデル) であれば、自分で交換することができます。 ですが、認定修理店に予約を入れて、修理してもらうのが安全な方法です。
保証対象外のデバイスでは、交換費用は通常250ドル程度です。 バッテリー容量が80%未満の場合、AppleCare+では低額のサービス料で、もしくは標準のAppleCareプランでは追加費用なしで保証の対象になります。 詳しくはAppleサポートにまでお問い合わせください。
MacBookのバッテリーが一晩ですぐに消耗してしまうのには、さまざまな理由が考えられます。 しかし、適切な処置を行えば、すべて解決できます。 まずは、USBデバイスのプラグを抜き、ログインアイテムを無効にすることから始めることをお勧めします。CleanMyMacを使えば、Macにウイルスがいないかの確認もできます。もしかすると、それがバッテリーがすぐに切れてしまう原因になってるかもしれません。 上記の手順に従うと、MacBookのバッテリーが長く持続するようになる事を感じるはずです。
よくある質問
Macのバッテリーの寿命は?
お使いのMacのモデルによって異なります。 ほとんどの新しいMacでは、1回の充電で最大12~15時間のワイヤレス・ウェブ利用が可能です。 充電回数は1000回で、約5年間使用できます。
Macのバッテリーを節約するには?
画面の輝度を下げる・低電力モードを有効にする・使わないアプリを終了する・接続するデバイスの数を減らす・Chromeの代わりにSafariを使う・不要なブラウザのタブをすべて閉じるなどです。
バッテリーの充電容量が固まって見えるのですがなぜでしょうか?
最適化充電がオンになっていることが考えられます。 これをオフにするには、「システム設定」>「バッテリー」と進み、「バッテリーの状態」の横にある「i」をクリックし、「最適化されたバッテリー充電」をオフに切り替えましょう。
低電力モードはパフォーマンスに影響しますか?
はい。これはCPUとGPUの速度を低下させるので、動画編集やゲームなど負荷の高い作業ではパフォーマンス低下が目立つことがあります。 また、メールの自動受信やアプリの自動アップデートなど、一部のバックグラウンド処理にも影響します。 ただし、パフォーマンスよりバッテリー駆動時間を優先したければ、これを有効にすべきです。
Macを常に電源に接続しておくと、バッテリーの減りの問題は解決しますか?
バッテリーの状態が改善することを期待しているのであれば、それは間違いです。 充電切れを気にせず作業できるという意味では快適になりますが、MacBookはときどき放電させることが推奨されています。 また、常に電源に接続したままにすると、バッテリーの膨張などの他の問題が起こることが知られているので、可能であれば避けるべきです。
すぐにMacのバッテリーがなくなるのを防ぐ手段はありますか?
ありますが、普段のMacの利用時からいくつかの工夫が必要です。 省エネルギーの設定 (「システム設定」>「バッテリー」から「バッテリーの状態」の横の「i」をクリックして「バッテリー充電の最適化」) を有効にし、画面の明るさとキーボードのバックライトを下げ、必要なアプリとブラウザのタブだけを開くようにします。 また、SpotifyやZoomのような負荷の高いアプリを不要なときにバックグラウンドで動かし続けないこと、ケースに入れたまま充電しない (ケースによっては熱がこもって過熱の原因になります) こと、動画の書き出しやゲーム (特に3Dゲーム) などCPU、メモリ、電力を多く使う処理を行うときは、ほかのアプリを終了するのも有効です。
解決しないバッテリー問題を直すために、Macを消去してmacOSを再インストールする必要はありますか?
ほとんどの場合は不要ですが、まれにAppleのGenius Barの専門家が対応できる場合もあります。 とはいえ、これは最終手段です。 もしサードパーティによるサポートを受けることにした場合でも、必要であれば元に戻せるように、MacBookのバックアップを取っておきましょう。