Microsoft Office 365をお使いの方は、「あなたのアカウントはMacでの編集を許可していません」というエラーに戸惑う方も多いかもしれません。 これは本来できるはずの編集ができないということなので、スムーズにいかなくてイライラすることも多いでしょう。 ここでは、この問題を解決する方法を紹介します。
「あなたのアカウントはMacでの編集を許可していません」というメッセージが表示されたときの原因とは?
このエラーの原因として、2つの可能性があります:
- Microsoft がOffice 365 のライセンスを認識していない。
- MacのLibraryフォルダーに破損したファイルがある。
2番目の問題について、Microsoftは問題を引き起こす可能性のある3つのファイルを特定し、それらを削除することを推奨しています。 これから、その方法をご紹介していきます。
「アカウントでMacでの編集が許可されていません」というエラーを修正する方法
Office 365のライセンス認証
- ブラウザから、 portal.office.com に飛びましょう
- 「マイアカウント」をクリックしましょう
- サブスクリプションのパネルをみましょう
- Office 365を確認しましょう
- 表示されている場合は、正しいライセンスを持っており、問題ではありません。表示されない場合は、正しいアカウントにサインインしていることを確認しましょう。
それでも問題が解決しない場合は、次のステップとして、先に述べたこれらのファイルを削除していきましょう。
- Macにインストールされている各Officeアプリケーションを起動し、アプリケーション名(例:Word)メニューをクリックし、「サインアウト」を選択します。 その後、アプリケーションを終了します
- Finderで「移動」メニューをクリックし、「フォルダへ移動」を選択します
- そこで、
「~/Library」
を入力します - グループコンテナフォルダをクリックします
- 以下の3つのファイル/フォルダーを見つけ、ゴミ箱に移動します
UBF8T346G9.ms
UBF8T346G9.Office
UBF8T346G9.OfficeOsfWebHost - ゴミ箱を空にし、Officeアプリケーションを起動して、文書の編集ができるかどうか確認してみましょう。
MS Office を初期状態に戻す方法
しかし、CleanMyMacを使う事で、一時的な環境設定や設定の一部を消去して、重要なデータを失うことなくリセットすることができます。
- CleanMyMacの無料トライアルを入手する。
- 「アプリケーション」のタブをクリックしてスキャンを実行します。
- 「アプリケーションを管理」>「アンインストーラ」をクリックします。
- 一覧から「Office 365」を探します。
- 名前の横の矢印をクリックして「バイナリ」以外のすべてを選択します。
- 「削除」をクリックすれば完了です。
アプリを再起動して、ファイルの編集ができるか確認してみます。 すべてのアプリケーションの一覧にMicrosoft 365のアプリが見当たらない場合には、Mac上のすべてのMicrosoftのアプリ (Excel、Word、PowerPoint、Outlook、OneNote、OneDrive) をリセットして、問題が解決するかをチェックします。
Office 365の「アカウントでMacでの編集が許可されていません」という警告は、ライセンスの問題や、MicrosoftがMacに置くファイルが破損していることが原因である可能性があります。 これらを修復するには、上記の手順を実行していくことで、もう一度Officeアプリでファイルを編集できるようになるはずです。