インストールした各アプリは「アプリケーション」フォルダ内では1つのファイルに見えますが、実際にはMac内のさまざまなフォルダに数百もの関連ファイルが保存されている場合があることをご存じですか? これらはアプリのキャッシュファイル、ログ、一時ファイル、およびその他の類似ファイルです。 この記事では、アプリのキャッシュファイルについて解説します。 アプリの動作に問題が生じたときや、空き容量を確保したいときは、これらを削除することから始めるのがおすすめです。 では、Macのアプリケーションキャッシュをクリアするにはどうすればよいのでしょうか? この記事を読み進めて、解決策をご覧ください。 なお、以下で紹介する方法は、MacBook Pro、MacBook Air、iMac、MacBook Neo、Mac miniをはじめ、すべてのMacに共通です。
写真でわかるように、ここでは、ライブラリのキャッシュフォルダを一目で見ることができます。 これはキャッシュ・ファイルが保存されている場所のひとつです。
アプリケーションキャッシュファイルとは
キャッシュファイルには、主に3つの種類があります:
- ユーザーキャッシュファイル(アプリによって生成されるファイル)
- システムキャッシュファイル(macOSによって作成されるファイル)
- ブラウザキャッシュ(ブラウザによって生成されるファイル)
MacOS ライブラリで以下のファイルを探す場合、2つ可能性のある場所があります:
~/Library (ユーザーキャッシュ)
/Library (システムキャッシュ)
ユーザーキャッシュフォルダには、インストールされたすべてのアプリケーションの一時ファイルが含まれています。 システムカテゴリには、macOS自体のファイルが含まれています。
キャッシュが保存されているフォルダを開くには、Finderから「移動」>「フォルダへ移動」と選択し、上記のパスを1つずつ貼り付けます。
アプリケーションキャッシュのサイズを確認する方法
キャッシュフォルダはあっという間に膨大なサイズに膨れ上がり、気づかないうちに増えていることがあります。 例えば、写真を開いて回転させるだけで、「写真」アプリ内ではその画像のコピーを作成し、キャッシュアイテムとして保存します。
このような長期的には必要のないキャッシュアイテムを探すのには、アプリの使用がオススメです。
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CleanMyMacをダウンロードして起動すると、サイドバーに「クリーンアップ」機能が表示されます。
ドライブのスキャンを行うと、その結果が表示されます。
通常であれば、数ギガバイトもの無駄なデータがユーザーキャッシュによって消費されています。 このアプリを使えば、MacBookに関する様々な興味深いことに気が付くはずです。
「Caches」フォルダのサイズを手動で確認するには、もう一度、前述のパスを開きます。 次に、「Command + I」を押すか、ウィンドウ下部の「Caches」を右クリックして「情報を見る」を選択します。 フォルダ名の横、または「一般」の「サイズ」の横に表示されている数字を確認します。
そもそもなぜmacOS はキャッシュを生成するのでしょうか?
ネットワーク経由でデータにアクセスするアプリケーションをダウンロードすると、通常、画像ファイルなどのデータの一部をMacのローカルフォルダにダウンロードし、あなたがMacを使うたびにダウンロードする必要がないようにします。 それをすることで、帯域幅の使用量が減り、動作が速くなるからです。一方で、キャッシュファイルでMac の容量が圧迫される可能性もあります。
その一例が、Spotifyです。 MacでSpotifyを聴く場合、ストリーミングした曲はユーザーライブラリのフォルダにキャッシュとして残ります。 通常、このキャッシュはSpotifyを終了するたびに自動的に削除されるはずですが、必ずしも正常に削除されるとは限りません。 Spotifyを終了せずに、継続して起動したままにしていると、それが消去されることはありません。 高音質の楽曲をキャッシュすると、Macのストレージ容量をかなり消費することは容易に想像できるでしょう。通常は3~10GB程度ですが、場合によっては30GBを超えることもあります!
私の場合は125MBですが、MacにSpotifyをインストールしたばかりで、まだ曲の再生も始めていません。
同様に、ウェブブラウザは、訪れたウェブサイトから画像やビデオをダウンロードしてキャッシュに保存します。そのため、そのウェブページにアクセスするたびにインターネット経由で全てを再読み込みする必要がなくなるのです。 通常、ブラウザのキャッシュは1GB未満ですが、Chromeのキャッシュが20GBを超えるほど膨れ上がったというユーザーの報告もあります。
ここからは、アプリのキャッシュを削除する方法を紹介します。 方法は2つあります。Finderを使う方法と、クリーナーアプリを利用する方法です。 以下は、2つの方法を簡単に比較したものです。
| スピード | 時間 | 安全性 | コントロール | |
| アプリのキャッシュを手動で削除 | 遅い | 30分以上 | 重要なアプリファイルやシステムファイルが削除されるリスク | 100% |
| Macクリーナーアプリを使用 | 速い | 最大2分 | 安全 | 100%* |
* アプリクリーナーでは、削除するファイルを個別に選択することも、あらかじめ選択された項目をそのまま削除することもできます。
では、それぞれの方法について詳しく説明します。
アプリのキャッシュを自分の力で削除する方法
キャッシュ項目は、そのキャッシュをMacに保存したアプリを終了すると、自動的に削除されるのが本来の動作です。 しかしそうならない場合もあります。 時には、自分で削除しなければならないこともあります。 アプリケーションが全てのキャッシュファイルを同じ場所に保存しているわけではないので、少し手間がかかります。 一部のアプリケーションは、ユーザーフォルダ内のCacheフォルダにキャッシュを保存します。 しかし、Application Supportフォルダーに保存するものもあります。 そして、メインのユーザーライブラリにもキャッシュフォルダとApplication Supportフォルダがあります。
キャッシュを削除したいアプリが分かっている場合は、Finderの「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択し、表示されたウインドウに以下のパスを貼り付けて、該当するフォルダを開きます。 それぞれのパスを順番に貼り付け、そのフォルダの中に、そのアプリケーションのキャッシュファイルがないか探します。 見つけたらそれらをゴミ箱に移動しましょう。
~/Library/Caches
~/Library/Application Support
/Library/Caches
/Library/Application Support
例えば、Spotifyのフォルダは ~/Library/Caches 内にあり、com.spotify.client という名前です。
他のアプリの場合、フォルダ名はアプリ名そのもの、または「com.[アプリ名]」という形式になっています。
重要:不要なキャッシュ項目をすべて削除した後は、忘れずにゴミ箱を空にします。 その後、MacBookを再起動します。
アプリケーションキャッシュを簡単に削除する方法
前述の CleanMyMacは「クリーンアップ」機能を使うことで、アプリケーションキャッシュファイルを迅速かつ簡単に削除することができます。 その方法はこちらです。
- サイドバーから「クリーンアップ」を選択して「スキャン」をクリックします。
- 完了したら「すべての不要データを確認」をクリックして「ユーザーキャッシュファイル」をクリックします。
すると右側にアプリケーションキャッシュファイルが表示され、リスト右上のドロップダウンからキャッシュをサイズ別に並び替えることができます。 あとは削除したいファイルを選択して「クリーンアップ」をクリックします。 もしくは、スキャン結果に戻って、そこから「クリーンアップ」をクリックすることもできます。これにより、CleanMyMacは事前に選択されたファイルを自動的に削除します。 ただし、削除しても安全なファイルのみが削除されるので、心配は要りません。
CleanMyMacを使うメリット
- アプリのキャッシュを素早く削除:Cleanup機能を使ったスキャンやクリーンアップは、平均わずか12秒で完了します(事前に選択されたファイルを削除する場合)
- 安全に不要ファイルを削除:初回のクリーンアップスキャンでは、平均して10GBもの不要ファイル(アプリのキャッシュを含む)を安全に見つけて削除できます
- Macをスッキリ整理整頓:「不要データ」機能を使用すると、類似画像、重複ファイル、サイズが大きく長期間使われていないファイルなど、平均84個の不要な項目が検出され、削除されています
無料でCleanMyMacを試す — 数クリックだけで、不要なファイルを簡単に削除できます。
要点
- アプリのキャッシュとは、必要なデータを毎回ネットワーク経由で読み込まず、すばやくアクセスできるようにするために、アプリがダウンロードして保存するファイルです。
- 本来、キャッシュはアプリを終了するたびに削除されるはずですが、必ずしも自動的に削除されるとは限りません。その場合は、FinderまたはMac用クリーナーアプリを使って削除する必要があります。
- ストレージ容量を確保するためにキャッシュファイルを手動で削除すると、時間がかかる場合があります。CleanMyMacの「クリーンアップ」ツールを使用すれば、より短時間で削除できます。
- アプリのキャッシュを削除する主な理由として、アプリが正常に動作しない、ストレージ容量を確保したい、アプリを完全にアンインストールしたい、といったものがあります。
- さらにストレージ容量を確保したい場合は、最も効果的な方法を紹介しているAppleサポートの記事もご覧ください。
よくある質問
Macでアプリのキャッシュを削除しても安全ですか?
はい。 ゴミ箱に入れる項目を十分に確認し、フォルダ内のファイルだけを個別に削除するのであれば、基本的に安全です。 重要なファイルを誤って削除することが心配な場合は、Mac用クリーナーアプリを使用してください。 より安全に作業するため、事前にMacBookのバックアップを作成しておきましょう。
アプリのキャッシュを削除すると、重要なデータが消えたり、アプリが動かなくなりますか?
いいえ。 通常、アプリが動かなくなったり、重要なデータが削除されたりすることはありません。 たとえば、ログイン情報、環境設定、保存したゲームデータ、写真などはそのまま残ります。 ただし、サムネイルや処理途中で生成されたファイルなどの一時ファイルは削除されます。 キャッシュを削除した直後は、アプリの読み込みに時間がかかり、正常に動作していないように感じることがあります。 アプリがキャッシュを再作成するまで待てば、再び軽快に動作するようになります。 実際にアプリが動作しなくなった場合は、Macを再起動してみましょう。 問題が解決しない場合は、アプリを再インストールしてみてください。
アプリを開いたままキャッシュを削除すると、作業中のデータが失われる可能性はありますか?
失われる可能性があります。 そのため、まずアプリを完全に終了してから、キャッシュを削除することをお勧めします。
Macのアプリキャッシュは、どのくらいの頻度で削除するべきですか?
これに正解はありません。 アプリに異常があれば削除してみましょう。 問題がなければ、数ヶ月に一度、スペースを確保するために実行するだけで十分です。
Macのクリーナーアプリの利用は、逆にデメリットの方が大きいですか?
どのツールを使うかによって異なります。 信頼できる開発元のアプリを選び、その開発元の公式サイトからダウンロードすれば、Macのクリーナーアプリは安全に使用できます。こうしたアプリは、安全に削除できる項目だけを取り除くように設計されています。